英国、フランス、ドイツなどは北朝鮮のSLBM試射問題を安保理理事会の会合で話し合うことを提案した=(聯合ニュースTV)
英国、フランス、ドイツなどは北朝鮮のSLBM試射問題を安保理理事会の会合で話し合うことを提案した=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】英国、フランス、ドイツなど欧州6カ国が北朝鮮による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を非難する共同声明を発表したことについて、韓国外交部当局者は9日、これを尊重するとの立場を明らかにした。

 ただSLBMの発射が国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議に違反するかどうかについては、「安保理が最終的に決める事案」と述べるにとどめた。

 安保理はアフリカ関連事項を議論するため8日(米東部時間)に会議を開いたが、英国、フランス、ドイツなどがこの会議の際に北朝鮮のSLBM発射問題をあわせて議論することを提案し、「その他案件」として協議された。

 会議後、英国、フランス、ドイツ、ベルギー、ポーランド、エストニアの6カ国は北朝鮮のミサイル発射を「明らかな安保理決議違反」とする共同声明を発表した。

 6カ国のうち英国とフランスは安保理の常任理事国で、ドイツ、ベルギー、ポーランドは非常任理事国、エストニアは次期理事国となっている。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、2日に新型のSLBM「北極星3型」の発射実験に成功したと報じた。


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