同部によると、李氏は10日まで米国に滞在し、ビーガン氏と朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着の実質的な進展に向けた両国協力について議論する。ビーガン氏からスウェーデンのストックホルムで行われた北朝鮮の非核化を巡る米朝実務協議の具体的な内容について報告を受けるとともに、「協議決裂」を踏まえた今後の対応について意見交換するとみられる。
李氏は訪米中、日本外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長とも会談する。
3氏による会談も行われる予定だ。
ビーガン氏は北朝鮮外務省の金明吉(キム・ミョンギル)巡回大使と5日に会談し、非核化などについて議論したが合意に至らなかった。協議後、北朝鮮側は「米国が手ぶらで現れた」と主張した一方、米側は「創意的アイデアを持ってきた」と反論した。
スウェーデン当局は米朝に2週間以内の再協議を提案したが、北朝鮮側が応じるかどうかは不透明だ。
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