韓国国会常任委が国政監査　法制司法委は法相疑惑で攻防か

【ソウル聯合ニュース】韓国国会は7日、法制司法委員会をはじめとする13の常任員会が国政監査を実施する。

　法制司法委員会はソウル高検、ソウル中央地検に対する国政監査を行う。チョ国（チョ・グク）法務部長官の家族を巡るさまざまな疑惑への検察の捜査や、検察の改革問題が取り上げられる見通しだ。与野党はチョ氏家族の疑惑と同氏の進退問題について激しい攻防を展開するとみられる。

　また、科学技術情報放送通信委員会は原子力安全委員会、産業通商資源中小ベンチャー企業委員会は産業通商資源部（エネルギー分野）を対象にそれぞれ国政監査を行う。政府の脱原発政策を巡り与野党のつばぜり合いが予想される。

　保健福祉委員会は食品医薬品安全処、外交統一委員会は在シアトル総領事館と在モスクワ大使館に対する国政監査を予定している。