キム・ミョンギル北朝鮮巡回大使などの北朝鮮代表団が3日(現地時間)ストックホルムの国際空港に到着、移動している(提供:news1)
キム・ミョンギル北朝鮮巡回大使などの北朝鮮代表団が3日(現地時間)ストックホルムの国際空港に到着、移動している(提供:news1)
米国と北朝鮮が4日(現地時間)スウェーデンのストックホルムで“完全なる非核化と朝鮮半島の平和体制構築”についての事前協議に続いて、5日に本格的な実務者協議が行われる中で、青瓦台(韓国大統領府)は期待感を膨らませ、この協議を見守っている。

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青瓦台の関係者はnews1との通話で「米朝両国が“事前協議”という異例的な接触までしたのは(完全なる非核化のような)米朝間の問題を解決しようという強い意志が働いているのではないかと思う」とし「それほどお互いの相違点を縮めるために点検に点検を重ねているということではないか」と語った。青瓦台は先日の4日、国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会会議を開き、米朝実務者協議関連などの動向を議論した。

青瓦台は実質的な非核化の議論がなされる今回の協議で、意味のある結果が導き出されるなら、米朝の“時”を越えて南北の“時”すなわち朝鮮半島の“時”がやってくると見ている。今後11月に釜山(プサン)で開かれる“2019韓国-ASEAN特別首脳会議”に金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が参加するような状況になれば、文大統領が推進中である“朝鮮半島平和プロセス”はその流れの勢いに乗ることになるという展望である。

今回の実務者協議は5日の一日であると伝えられているが、場合によっては延長される可能性も少なくない。文大統領はこの協議で意味のある結果が出された場合、政府の関連部署からの報告を受けた後、これからの出方を決定するとみられる。

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