式典で祝辞を述べる李洛淵首相=3日、ソウル(聯合ニュース)
式典で祝辞を述べる李洛淵首相=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の建国記念日にあたる「開天節」の3日、ソウルで記念式典が開かれ、李洛淵(イ・ナクヨン)首相は祝辞で、発展、民主、包容、和合、平和を5大課題に挙げながら「経済的・文化的・政治的にさらに発展し、われわれの子孫と世界人類をより有益にしなければならない」と述べた。

 

 李首相は「誰も社会の保護から排除されない『包容国家』を実現していかなければならない」とし、「弱者をさらに保護し、セーフティーネットを拡充して広く利さなければならない」と語った。

 また「あらゆる領域で対立を根絶し、あつれきをなくして和合を育ててこそ道理が成立する」と言及。「南北の敵対を終わらせ、平和を確保していかなければならない」とし、「国民が心を一つにして朝戦半島に平和を定着させ、世界平和にも寄与しなければならない」と強調した。 

 李首相は「皆の汗と涙で漢江の奇跡(1960年代以降の経済成長)を起こして世界が無視できない経済強国を建設し、血のにじむ抵抗をいとわずに世界に誇るべき民主主義を成し遂げた」と述べ、政府は課題の実践に向けて努力すると約束した。


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