日本による輸出規制強化を受け、韓国では日本製品の不買運動が広がった(コラージュ)=(聯合ニュース)
日本による輸出規制強化を受け、韓国では日本製品の不買運動が広がった(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇日本製品の不買落ち着く?ソーシャルメディアで関連語急減 日本政府が7月1日に半導体などの材料3品目の対韓輸出規制強化を発表したことを受けて韓国のインターネット上で急速に広がった日本製品の不買運動が、最近は落ち着きを見せているとの分析が示された。情報分析会社ニールセンコリアが30日公表したバズワード(はやり言葉)資料によると、7月第1週から9月第2週までの11週間、ソーシャルメディアでは日本製品の不買に関する書き込みが88万2388件作成された。日本製品の不買に関する書き込み数は、日本が輸出管理の優遇対象国からの韓国除外を決定する直前の7月第4週にピークとなり、その後は徐々に減少した。最近は約1万8000件のみ確認されている。◇首都圏で老朽ディーゼル車の走行制限 12月~来年3月 大統領直属の「粒子状物質(PM)問題解決のための国家気候環境会議」は、粒子状物質の濃度が上昇する12月から来年3月まで老朽化したディーゼル車の走行を制限し、最大27カ所の石炭火力発電所の稼働を一時停止するなどの対策を盛り込んだ「第1次国民政策提案」を発表した。この期間を粒子状物質が高濃度になる季節として指定する「季節管理制」を導入し、強力な低減措置を行うことで、粒子状物質の排出量を20%(約2万3000トン)以上削減できると予想する。政府は関係法令を改正し、11月から対策を施行する予定だ。◇台風18号が北上 あす済州島で最大120ミリの雨 あす1日は台風18号が朝鮮半島に接近し、全羅南道と慶尚南道、済州島で未明から、全羅北道と慶尚北道では午後から雨が降る。中部地方は晴れのち曇りとなる見通しだ。予想降水量は済州島で30~80ミリ、南海岸は10~50ミリ、南海岸を除く南部地方は5~20ミリ。済州島の山間地方など、多いところでは120ミリ以上の雨が降るとみられる。◇アフリカ豚コレラ拡大阻止なるか 原因は依然不明 致死率が極めて高い豚の伝染病、アフリカ豚コレラは週末の28、29日に新たな感染が確認されなかったことで、今後の状況に関心が集まっている。重点管理地域に指定された京畿道と仁川市、江原道では大規模な殺処分が行われるなど、政府の努力で感染の南下をある程度食い止めたのではないかとの分析も出ている。だが、アフリカ豚コレラのウイルスの潜伏期間は約3週間とされることから、今週が感染の拡大を左右する分水嶺(れい)になる見通しだ。17日に国内初の感染が確認されてから2週間を迎えたが、発生と拡大の原因は依然として明らかになっていない。◇文大統領支持率 複数の世論調査で上昇 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が上昇したとの世論調査結果が30日、相次いで発表された。世論調査会社のリアルメーターが同日発表した文大統領の支持率は、前週に比べ2.1ポイント上がった47.3%だった。不支持率は1.8ポイント下がった50.2%。また、韓国社会世論研究所(KSOI)が同日発表した文大統領の支持率は、前月比4.2ポイント上昇した48.9%だった。不支持率は2.8ポイント下落した49.6%。娘の不正入学疑惑や家族ぐるみの不透明な投資疑惑などが取り沙汰されているチョ国(チョ・グク)法務部長官を巡り、検察の捜査に対する否定的意見が広がったことなどが支持率上昇に影響したと分析された。◇平壌遠征に孫興民・李康仁も サッカーW杯2次予選 サッカー韓国代表のパウロ・ベント監督はソウル市内で記者会見を開き、北朝鮮・平壌で来月15日に行われる2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選の北朝鮮戦に臨む韓国代表25人を発表した。エースの孫興民(ソン・フンミン、英トットナム)と18歳のホープ、李康仁(イ・ガンイン、スペイン・バレンシア)も含まれた。このメンバーで10月10日に韓国でスリランカと、15日に平壌で北朝鮮と対戦する。
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