高城の「DMZ平和の道」(資料写真)=(聯合ニュース)
高城の「DMZ平和の道」(資料写真)=(聯合ニュース)
【高城聯合ニュース】致死率が極めて高い豚の伝染病、アフリカ豚コレラの感染拡大を防ぐため、韓国で非武装地帯(DMZ)周辺の3地域に整備した「DMZ平和の道」の一般開放が相次いで中止されている。

 DMZ平和の道は京畿道・坡州、江原道の鉄原と高城の3地域に整備されており、高城郡によると10月1日からアフリカ豚コレラの状況が収まるまで、高城DMZ平和の道の運営を中止する。坡州と鉄原のDMZ平和の道はすでに今月19日から無期限で運営が中止されている。

 高城郡の関係者は「現在、高城地域でアフリカ豚コレラは発生していないが、拡散を防ぐため防疫活動に総力を挙げている」として運営中止に理解を求めた。

 アフリカ豚コレラは今月17日に坡州で国内初の感染が確認されて以降、京畿道北部や仁川市江華郡に広がり、これまでに計9件発生した。


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