サムスン電子の半導体事業場(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
サムスン電子の半導体事業場(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】半導体メモリーのDRAMの世界市場で、7~9月期に韓国・サムスン電子が47%のシェアを獲得すると予想され、独走態勢を固める見通しだ。英調査会社のIHSマークイットが19日までに報告書をまとめた。 サムスン電子の2018年10~12月期の世界シェアは18四半期ぶりに40%を下回り、韓国・SKハイニックス(32%)に追い上げられていた。だが、19年1~3月期に41%に盛り返すと、4~6月期は43%に拡大。7~9月期には47%に伸ばすと予想される。 一方、SKハイニックスは今年1~3月期に30%、4~6月期に28%と縮小し、7~9月期も27%にとどまる見通しだ。 昨年勢いを見せた3位の米マイクロン・テクノロジーは、今年7~9月期は22%に低下すると予想された。 サムスン電子の7~9月期のDRAM売上高予想をみると、76億4500万ドル(約8290億円)で前年同期の6割程度にとどまる。ただ、昨年7~9月期以降続いた前期比減収はこれで止まる。韓国の証券アナリストは収益性の改善も見込む。 一方、NAND型フラッシュメモリーでもサムスン電子は7~9月期にシェア39%と首位を守り、東芝(19%)、SKハイニックス(10%)が続くと予想された。
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