養豚場で飼育されている豚(資料写真)=(聯合ニュース)
養豚場で飼育されている豚(資料写真)=(聯合ニュース)
◇韓国で初めてアフリカ豚コレラ発生 ソウル北方の坡州 致死率が極めて高い豚の伝染病、アフリカ豚コレラが韓国で初めて発生した。農林畜産食品部は17日、ソウル北方の京畿道坡州市内の養豚場でアフリカ豚コレラが発生したと発表した。アフリカ豚コレラは人には感染しないが、豚やイノシシが感染すれば致死率はほぼ100%で、ワクチンや治療薬はまだない。◇検察が法相親戚を逮捕 私募ファンド疑惑で 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近、チョ国(チョ・グク)法務部長官の一家が出資した私募ファンドを巡る疑惑で、チョ氏の親戚に当たる30代の男が検察に逮捕された。ソウル中央地裁は16日夜、逮捕の必要性と相当性が認められるとして逮捕状を発付した。検察が先月末からチョ氏と家族が絡む疑惑の捜査に本格的に着手してから初めての逮捕者。私募ファンド運用の鍵を握るこの男の逮捕により、検察の捜査の矛先はチョ氏の夫人、チョン・ギョンシム東洋大教授などファンド運用への関与が疑われているチョ氏一家に向けられることになった。◇韓国「福島原発の汚染水は国際問題」 IAEA総会で 国際原子力機関(IAEA)の年次総会が16日(現地時間)にオーストリア・ウィーンで始まり、韓国政府の代表団は東京電力福島第1原発から出る放射性物質を含んだ水の処理問題を取り上げ、こうした汚染水を海洋に放出することの危険性を国際社会に訴えた。政府代表として総会で演説した文美玉(ムン・ミオク)科学技術情報通信部第1次官は、「原発事故の後、福島原発の汚染水処理問題はいまだに解決策を見つけられずにいる」とし、「世界中で不安を増幅させている」と指摘した。また、日本政府高官が汚染水を海洋放出するしかないと発言したことに言及し、「汚染水処理の海洋放出が決定された場合、地球の海洋環境に影響を及ぼしかねない重大な国際問題になる」として、IAEAと加盟国が共同で役割を果たす必要性を強調した。
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