韓国の外貨準備高が1年ぶりの低水準となった(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国の外貨準備高が1年ぶりの低水準となった(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日に発表した8月末の外貨準備高は4014億8000万ドル(約43兆円)で、前月比16億3000万ドル減少した。昨年8月(4011億3000万ドル)以来の低水準だった。 韓国銀行は、ドル高の影響でドル以外の外貨建て資産のドル換算額が目減りしたと説明した。 内訳をみると、有価証券が全体の92.4%にあたる3709億9000万ドルで、前月比10億3000万ドル減少。預金は196億6000万ドルで、5億8000万ドル減った。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は1000万ドル減の33億8000万ドル。IMFリザーブポジションは1000万ドル減の26億6000万ドル。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。 韓国の外貨準備高は7月末現在、世界9番目の規模だ。1位は中国(3兆1037億ドル)、2位は日本(1兆3165億ドル)、3位はスイス(8288億ドル)だった。
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