「平壌茶飯事」の展示構成をみると、「平壌メディア展示」では写真や映像、メディアアートなどを用いて平壌の日常を映し出す。朝鮮王朝時代を代表する画家、金弘道(キム・ホンド)が描いた「平壌監司饗宴図」を再構成し、絵を動かして平壌の過去を見せ、現代の平壌とソウルの姿を照らし合わせる。また、現在平壌で販売されている日用品などを展示し、同じような用途の韓国の商品も並べる。
「トークコンサート」は各分野の専門家や北朝鮮脱出住民(脱北者)、市民らが参加し、平壌の日常について情報を共有したり討論を交わしたりする。その最終日の11月5日には朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長と脱北者が対話する予定。
展示の詳細はソウル都市建築ビエンナーレのホームページ(www.seoulbiennale.org)で確認できる。
市のカン・メンフン都市再生室長は「平壌の日常を見つめ、平壌を理解できる場」としながら、平壌のさまざまな姿を直接体験する機会にしてほしいと述べた。
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