ブランド・ファイナンスが発表した2019年版の韓国企業ブランド価値評価でサムスン電子がトップとなった。今年はSKハイニックスも躍進した(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
ブランド・ファイナンスが発表した2019年版の韓国企業ブランド価値評価でサムスン電子がトップとなった。今年はSKハイニックスも躍進した(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子のブランド価値が今年に入りやや落ち込んだものの、韓国企業のうち2位以下に圧倒的な差をつけて1位の座を維持した。 英調査会社ブランド・ファイナンスが先ごろ発表した2019年版の韓国企業ブランド価値評価で、サムスン電子はブランド価値が83兆2000億ウォン(約7兆2700億円)で1位となった。 過去最高を記録した前年(88兆8000億ウォン)に比べ6.3%減少し、ブランド格付けも「AAAプラス」から「AAA」にワンランク下がったが、2位の現代自動車(10兆3000億ウォン)の約8倍に達し、韓国を代表する企業であることを改めて示した。 サムスングループのブランド価値は106兆ウォンで、アマゾン、アップル、グーグル、マイクロソフトに次いで世界5位。 ブランド・ファイナンスの最高経営責任者(CEO)のデビット・ヘイ氏は、サムスン電子について「最も得意とする革新的な高度技術を通じて困難を克服しながら競合他社を圧倒した。最も価値があり強い企業の地位を維持している」と評価した。 現代はブランド価値が前年比9.1%減少したが2位を維持した。3位はLG電子で前年比20.7%増の9兆6000億ウォンだった。 今年の評価では、昨年過去最高の業績を記録したSKハイニックスの躍進が目を引く。同社のブランド価値は9兆5600億ウォンで、前年(5兆9000億ウォン)より61.6%増加し、順位も17年の16位から昨年は10位に上昇し、今年は4位を記録した。
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