今月9日、ソウルで会談した鄭国防部長官(右)とエスパー国防長官=(聯合ニュース)
今月9日、ソウルで会談した鄭国防部長官(右)とエスパー国防長官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は23日朝、エスパー米国防長官と電話で会談し、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を決定したことについて説明したようだ。エスパー氏は強い懸念と失望を表明したとされる。

 韓国政府の関係者は「電話会談でエスパー長官は(GSOMIA終了決定に)懸念を示しながらも、韓米日の安全保障協力を維持するため緊密に意思疎通しながら協力すべきという点を強調した」と伝えた。

 韓国軍の関係者は「エスパー長官は米国防総省の論評のように『強い懸念と失望を表明する』とし、韓米日の安保協力を持続する必要があると述べた」とした。

 米国防総省は22日(現地時間)、韓国のGSOMIA終了決定を受け、「強い懸念と失望を表明する」との声明を発表。「他分野での韓日関係の摩擦にかかわらず、相互防衛と安保連携の完全な状態が持続しなければならないと強く信じる」と強調した。


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