日本政府が7月4日、レジストを含む半導体などの材料3品目の輸出規制強化措置を発動してから49日にして初めて、規制品目が韓国に運び込まれたことになる。
日本政府は最近、レジストについて規制後2件目の韓国向け輸出許可を出した。これもサムスン電子向けのもので、同社は極端紫外線(EUV)用レジストを最大9か月分確保したとみられる。
業界では、1件目の輸出許可は信越化学工業、2件目はJSRの生産するレジストと推測しているが、サムスン電子は「取引先に関することは確認に応じられない」としている。
一方、レジスト以外の輸出規制品目、高純度フッ化水素とフッ化ポリイミドについては、まだ1件も輸出許可が出ていないとされる。業界関係者は、レジストは軍事転用の恐れがほぼないため、日本政府も規制の名分に欠けると判断したようだとしながらも、「まだ不確実性が解消されたとみなすことはできない」と指摘した。
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