韓日中外相会談が21日、中国・北京で開かれる(イラスト)=(聯合ニュース)
韓日中外相会談が21日、中国・北京で開かれる(イラスト)=(聯合ニュース)
◇韓日外相がきょう北京入り 関係改善の契機になるか 韓日中3カ国の外相が20日、中国・北京で顔を合わせることから、深まる韓日関係のあつれきを解きほぐす契機になるか注目される。韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官はこの日午前、北京に入り、河野太郎外相、中国の王毅外相と共に、韓日中外相会談に出席する。初日の20日には歓迎夕食会、21日には会談が行われる予定。期間中に韓中、韓日間の2国間会談が開かれる可能性が高いとされる。ロイター通信は日本外務省筋の話として、21日に北京で韓日外相会談が行われると報じた。◇韓米合同軍事演習きょう終了 北朝鮮の反応に注目 下半期の韓米合同軍事演習が20日に終了するのに伴い、韓米間の今年の主な合同軍事演習が事実上終わる。北朝鮮が相次いで短距離弾道ミサイルを発射するなど、一連の武力示威が韓米演習への対抗措置の性格を帯びていたことから、北朝鮮の今後の動きに変化が表れるか注目される。韓国軍関係者は19日、今回の演習は兵力を動員せず、コンピューター・シミュレーションによるウォーゲーム(指揮所演習)の形で朝鮮半島有事などを想定して行われたと説明した。また演習は、韓国軍が米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権を行使できる軍事能力を持っているかどうかを評価する初期運用能力(IOC)を検証することに注力した。◇米特別代表がきょう訪韓 米朝実務交渉の戦略調整へ 米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が20日午後、韓国を訪れる。この日に韓米合同軍事演習が終了することから、非核化を巡る米朝実務交渉の再開に向けて韓国政府関係者と対応策を協議する見通し。21日にはカウンターパートの李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談する。米朝実務交渉を前に韓米間の戦略を調整するとみられる。同日午後には統一部など関係官庁を訪問して高官らと会談し、22日に帰国の途に就く。◇JTたばこの輸入量減少 不買運動影響か 日本の輸出規制を受けて韓国で広がっている日本製品の不買運動が、日本ブランドのたばこにも及んでいるようだ。関税庁の輸出入貿易統計によると、7月にフィリピンから韓国に輸入された紙巻きたばこは403.0トンで、前月比7.3%減少した。フィリピンから輸入するたばこは個人が少量を持ち込むケースを除き、ほぼ全量がJTインターナショナル(JTI)製と見なすことができる。同社は「メビウス」や「キャメル」などを販売する日本たばこ産業(JT)の海外たばこ事業を担っており、韓国で販売するたばこをフィリピンで生産している。
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