国立ソウル顕忠院で行われた金元大統領の追悼式で黙とうをささげる文喜相(ムン・ヒサン)国会議長(左端)や李洛淵(イ・ナクヨン)首相(左端から2人目)ら=18日、ソウル(聯合ニュース)
国立ソウル顕忠院で行われた金元大統領の追悼式で黙とうをささげる文喜相(ムン・ヒサン)国会議長(左端)や李洛淵(イ・ナクヨン)首相(左端から2人目)ら=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の金大中(キム・デジュン)元大統領の死去から10年となる18日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は自身のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「国民の心の中で金元大統領は永遠に行動する良心」と追悼のメッセージを投稿した。 文大統領は「民主主義や平和を前進させた金元大統領がいたため、われわれは多くの希望を持てるようになった」と評価。南北の分断後、初めて南北首脳会談(2000年)を実現させたことを取り上げ、「その際、朝鮮半島平和の新たな地平を開いたため、平昌冬季五輪を成功した平和五輪として開催でき、朝鮮半島の非核化や平和経済という大胆な想像力を発揮して共に豊かに暮らす道に出ることができた」と述べた。 また、「韓国と日本が歩んでいく友好・協力の道にも新しい里程標を立てた」として、「1998年に小渕首相(当時)と発表した『21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ』は過去の歴史に対する日本の『痛切な反省と心からのお詫び』を明示し、両国の国民が歴史の教訓を共有し平和や繁栄の未来を切り開こうとした約束だった」と強調。「国民が豊かになる道、恒久的な平和を実現する道、韓日協力の道のいずれも前進させなければならない歴史の道」と述べた。
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