韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は16日朝、江原道・通川付近から朝鮮半島東の東海上に飛翔体を2回発射した。写真は10日に北朝鮮が発射した飛翔体=(聯合ニュース)《転載・転用禁止》
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は16日朝、江原道・通川付近から朝鮮半島東の東海上に飛翔体を2回発射した。写真は10日に北朝鮮が発射した飛翔体=(聯合ニュース)《転載・転用禁止》
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は16日、同日朝の北朝鮮の飛翔(ひしょう)体発射を受け、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議を開いた。

 青瓦台によると、常任委員らは、北朝鮮が韓米合同軍事演習を理由に短距離飛翔体を相次いで発射していることは朝鮮半島の軍事的緊張を激化させる懸念があるとし、中止を求めたという。また、飛翔体の詳細などについて韓米の情報当局間で緊密に連携し、精密分析していくことで一致した。

 北朝鮮は16日朝、江原道・通川付近から朝鮮半島東の東海上に向けて飛翔体を2発発射した。北朝鮮がミサイルと推定される飛翔体を発射するのは今月10日以来、6日ぶり。7月25日以降の約3週間で6回発射した。今年に入ってからは8回目となる。


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