鄭景斗国防部長官は来韓中のエスパー米国防長官とソウルの国防部庁舎で会談した=9日、ソウル(聯合ニュース)
鄭景斗国防部長官は来韓中のエスパー米国防長官とソウルの国防部庁舎で会談した=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問中のエスパー米国防長官は9日、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官と会談し、中東のホルムズ海峡における「航行の自由」の重要性を説明し、韓国政府の協力を要請した。同部関係者が伝えた。 鄭長官は「韓国も(ホルムズ海峡を守る)重要性を理解しており、(海峡を利用する)わが国民と船舶もいるため、多様な代案を検討している」と答えた。 国防部側は「公式的ではっきりとした派兵要請ではなかった」と説明したものの、国防相会談での協力要請であることから、事実上、公式の要請と分析される。 ポンペオ米国務長官も先ごろ、ホルムズ海峡の安全確保を目的とした有志連合への韓国の参加について公の場で言及した。 ポンペオ氏は5日(現地時間)、訪問先のオーストラリアで記者団に対し、有志連合について、韓国や日本が自国の経済的な利益を守るために参加することが重要だと述べた。 韓国側は米国から正式に派兵要請があった場合に備え、ソマリア沖に派遣中の海軍部隊を投じる案を検討しているとされる。
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