今年1月の「大韓民国守護予備役将星団」の発足式=(聯合ニュース)
今年1月の「大韓民国守護予備役将星団」の発足式=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】予備役将官らの団体「大韓民国守護予備役将星団」は7日、韓国政府が日本による対韓輸出規制への対応策の一つとして視野に入れているとされる韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄に反対する立場を表明した。

 同団体はこの日発表した声明で、「GSOMIAは韓日両国の安全保障に寄与するが、特に韓国にとってより切実な安保装置」だと主張。「中国がロシアや北との軍事的結束を基に周辺国に圧力をかける新冷戦時代において、GSOMIAは韓日安保協力の懸け橋、韓米日の3カ国安保(協力)の足掛かりであり、緩んだ韓米同盟と連合防衛態勢を整える上でも緊要だ」と指摘した。

 GSOMIAは韓日が北朝鮮の核・ミサイル関連情報などを共有するために締結したもので、2016年11月に発効。効力は1年で、効力が切れる90日前に両国どちらかが協定を破棄する意思を通告すれば終了する。今月24日までに破棄を通告しなければ自動的に1年間延長される。


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