韓国統一部の李報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国統一部の李報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は7日の定例会見で、北朝鮮とさまざまなルートで意思疎通を行っているが、北朝鮮側は消極的な態度を維持していると伝えた。

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 これに先立ち、韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は6日、北朝鮮が相次いで飛翔体を発射している問題を巡り、「北とさまざまなルートを通じ、この問題を含めて十分に意思疎通している」と答弁していた。

 李氏は「消極的だが、意思疎通は続いているか」との質問に「そうだ」と答えた。

 また、「南北の不必要な軍備競争を抑制し、朝鮮半島の恒久的な平和定着を構築するため、南北の軍事的な信頼などを含め、実質的な方策を模索する必要がある」として、「その意味で南北軍事共同委員会を速やかに稼働しなければならない」と述べた。

 南北は昨年9月、平壌で開かれた首脳会談で採択した「軍事分野合意書」で南北軍事共同委員会をつくり、大規模な軍事訓練や武力増強、さまざまな形態の封鎖・遮断および航行妨害、偵察行為の中止問題などを協議するとしていた。


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