KOSPIとコスダックが急落し、韓国株式市場の時価総額が約50兆ウォン減少した=5日、ソウル(聯合ニュース)
KOSPIとコスダックが急落し、韓国株式市場の時価総額が約50兆ウォン減少した=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国総合株価指数(KOSPI)と新興企業向け市場のコスダックが5日急落し、韓国株式市場の時価総額が約50兆ウォン(約4兆3547億円)減少した。 この日の終値を基準にしたKOSPIの時価総額は1298兆2000億ウォンで、前営業日比で33兆5000億ウォン減った。コスダックの時価総額は197兆9000億ウォンで、同15兆7000億ウォン減少した。 この日KOSPIは前営業日より51.15ポイント(2.56%)安の1946.98で取引を終えた。これは2016年6月28日(1936.22)以来の安値。 コスダックは前営業日比45.91ポイント(7.46%)下落した569.79で取引を終えた。コスダック指数が600を割り込んだのは17年3月10日以来、約2年5カ月ぶり。この日の終値は15年1月8日(566.43)以来の安値だった。 コスダックではこの日、指数が6%以上急落したため取引が一時制限された。韓国取引所は同日午後2時9分に、指数急落を受けコスダック市場のプログラム売り呼び値の効力を5分間停止する「サイドカー」を発動したと伝えた。サイドカーはコスダック150先物指数が6%以上、上昇または下落し、コスダック150指数が3%以上、上昇または下落する状態が1分間続いた場合に発動される。指数の急落により売りの効力が停止されたのは2016年6月24日以来、約3年1カ月ぶり。 一方、「恐怖指数」と呼ばれる変動性指数(VKOSPI)は前営業日比19.18%上昇した19.08で取引を終えた。今年1月3日(19.25)に次ぐ高水準となった。
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