韓国の輸出が8カ月連続で減少した(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓国の輸出が8カ月連続で減少した(コラージュ)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国産業通商資源部は1日、7月の輸出額が前年同月比11.0%減の461億4000万ドル(約50兆4000億円)と集計されたと発表した。 昨年12月(1.7%減)以来8カ月連続でのマイナスとなったが、3年5カ月ぶりに最大の減少率を記録した6月(13.7%減)に比べると改善した。 単価下落の影響で、半導体、石油化学、石油製品など主力品目の輸出が不振だった。 一方、自動車、自動車部品、家電などの主力品目と新産業のバイオヘルス、化粧品、農水産物・食品などは善戦した。 半導体、石油化学、石油製品などを中心に輸出量が増加(2.9%増)に転じたことも好材料だ。1~7月の累計輸出量は0.8%増加した。 国別では中国、米国は減少したが、東南アジア諸国連合(ASEAN)、独立国家共同体(CIS)などへの輸出は増加した。 輸入は437億ドルで、前年同月比2.7%減少した。 日本による輸出規制強化で半導体・ディスプレー材料3品目の輸入が事実上ストップし、3カ月連続で輸入が減少傾向を示したが、下落幅は逆に縮小した。 6月の輸入増減率はマイナス10.9%だった。 7月の貿易収支は24億4000万ドルの黒字で、90カ月連続で黒字を維持した。 産業通商資源部の関係者は「米中貿易紛争の拡大、日本の輸出規制など、対外不確実性が高まったが、6月よりは改善した」とし、「輸出量が堅調に成長し、自動車や自動車部品など主力品目が善戦した点は肯定的に見ることができる」と述べた。
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