鄭景斗国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
鄭景斗国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は31日、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)同部長官がエスパー米国防長官と8月9日にソウルの国防部で会談すると発表した。朝鮮半島の安全保障情勢に対し認識を共有し、朝鮮半島非核化と恒久的な平和定着に向けた政策協調、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管など、韓米同盟の主要懸案を話し合う予定だ。

 7月23日に国防長官に就任したエスパー氏は、初の外遊として8月2日から韓国や日本などアジア太平洋の5カ国を歴訪する予定だ。米国防長官の訪韓は昨年6月のマティス氏以来。

 鄭氏とエスパー氏は初の会談で、非核化や北朝鮮の新型ミサイル問題といった朝鮮半島の安保懸案だけでなく、中東・ホルムズ海峡を航行する民間船舶の安全確保に向けた有志連合の結成や、韓日関係が悪化する中での韓米日協力問題などを取り上げる見通しだ。在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)増額問題が最大の議題になるとの見方も一部で出ている。


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