韓国軍当局は31日、北朝鮮が同日早朝に東部から弾道ミサイル2発を発射したと発表した=(聯合ニュース)
韓国軍当局は31日、北朝鮮が同日早朝に東部から弾道ミサイル2発を発射したと発表した=(聯合ニュース)
◇韓国軍「北発射の飛翔体は弾道ミサイル」 250キロ飛行 韓国軍合同参謀本部は31日、北朝鮮が同日未明に発射した発射体2発について、「短距離弾道ミサイル」と分析した。同本部は「わが軍はきょう午前5時6分、5時27分ごろに北朝鮮が(東部の)元山付近から東北方面の海上に発射した短距離弾道ミサイル2発(の軌跡)を捉えた」と発表した。高度は約30キロ、飛距離は約250キロと推定されるという。北朝鮮は25日にも新型の短距離弾道ミサイルを2発発射している。軍は北朝鮮の追加発射に備え、動向を監視しながら警戒態勢を維持している。◇韓国国会代表団きょう日本へ 輸出規制巡り議員外交 韓国国会の代表団が31日午前、日本へ出発する。東京に2日間滞在し、日本による輸出規制問題の解決策を探る。訪日団は韓日議会外交フォーラム会長を務める徐清源(ソ・チョンウォン)議員(無所属)を団長に、韓日議員連盟の姜昌一(カン・チャンイル)会長(与党・共に民主党)、金振杓(キム・ジンピョ)議員(共に民主党)、尹相現(ユン・サンヒョン)議員(最大野党・自由韓国党)ら与野党議員10人からなる。日本の国会議員らに会って輸出規制強化の撤回を要求し、日本が安全保障上の友好国として輸出手続きを簡素化する「ホワイト国」から韓国を除外してはならないとの立場を伝達する方針だ。◇不買運動の影響じわり 日本路線の搭乗客13%減  韓国に対する日本の輸出規制強化により日本への旅行を控える動きが拡散する中、日本路線を利用する航空旅客数が急減し始めていることが確認された。これを受け、韓国の航空会社も路線削減、運航縮小、代替路線の発掘など本格的な対応に乗り出している。夏休みシーズンに入った今月16~30日の2週間に仁川空港を利用して日本に旅行した搭乗客は計46万7249人で、前月同期間(53万9660人)に比べ13.4%減少した。◇首都圏などで雨 慶尚道内陸・東海岸は厳しい暑さに 31日は首都圏など中部地方を中心に雨模様となる見通しだ。雨やにわか雨が降る地域ではところにより突風や落雷が予想され、施設管理に注意が必要だ。最高気温は28~35度で、慶尚道内陸や東海岸では最高気温が35度以上まで上がるなど、厳しい暑さが続く見通し。夜は多くの地域で熱帯夜になりそうだ。
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