孫楊との握手を拒否するブラジル選手(左)=26日、光州(聯合ニュース)
孫楊との握手を拒否するブラジル選手(左)=26日、光州(聯合ニュース)
【光州聯合ニュース】韓国・光州で行われている水泳の世界選手権で、2016年リオデジャネイロ五輪男子200メートル自由形金メダリストの孫楊(中国)への抗議行動が相次いでいる。ドーピング検査を妨害した疑惑が持ち上がりながら大会に出場した孫楊に対し、他国選手が表彰台で並ぶことや握手を拒否しているのだ。 孫楊は26日、光州で行われた男子800メートルリレーの予選に出場した。第3泳者の孫楊はレースを終え引き揚げる際に、隣のレーンで泳いだブラジルの選手に握手を求めたが、拒否された。表彰台だけではなく、プールでも抗議を受けたことになる。 21日には孫楊が4連覇を達成した男子400メートル自由形の表彰式で、銀メダルのマック・ホートン(オーストラリア)は表彰台に上がるのを拒否。記念撮影の場面でも距離を置き、正面だけを見つめる場面があった。2日後の200メートル自由形の表彰式では、3位のダンカン・スコット(英国)が記念撮影と握手を拒否した。 いずれも、ドーピング検査に関する疑惑を持たれながら今大会に出場した孫楊に対し、抗議の意を示す行動とみられる。
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