◇ロシア軍機の韓国領空侵犯 米国防総省が韓日の対応支持 米国防総省のイーストバーン報道官は23日(現地時間)、中国とロシアの軍用機による韓国防空識別圏(KADIZ)進入とロシア軍用機の韓国領空侵犯に対する米政府の立場に関する書面取材に対し、「米国は中国とロシアの航空機の領空侵犯に対する韓国と日本の対応を強力に支持する」と答えた。しかし、同氏はどの国に対する領空侵犯だったかについて明確にしないまま「領空侵犯」とだけ表現し、中国とロシアを領空侵犯の主体とした。◇ボルトン氏 きょう韓国高官らと相次ぎ会談 来韓中のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官と相次いで会談する。会談では朝鮮半島の完全な非核化を通じた恒久的平和体制の構築や韓米同盟の強化など、両国間の主要懸案を協議する予定だ。特に日本の経済報復問題で韓日関係が冷え込む中、ボルトン氏が仲介に乗り出すか注目される。◇WTO理事会始まる 輸出規制巡り韓日が神経戦 日本の韓国向け輸出規制強化問題などを議論する世界貿易機関(WTO)の一般理事会が23日(現地時間)、スイス・ジュネーブで2日間の日程で始まった。日本が1日に対韓輸出規制強化を発表したのに続き、輸出手続きでの優遇対象である「ホワイト国」からの韓国除外を進めており、理事会会場周辺は張り詰めた緊張感が漂った。韓国が議題として上程した日本の輸出規制に関する議論は、ほかの案件に関する議論が長引き24日に持ち越された。◇今年の世界経済3.2%成長に減速 IMF見通し 国際通貨基金(IMF)は23日に発表した世界経済見通し(WEO)で、2019年の世界全体の経済成長率を3.2%と予測した。4月の前回予測から0.1ポイント引き下げた。
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