文喜相国会議長(資料写真)=(聯合ニュース)
文喜相国会議長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長は23日、米国のペロシ下院議長(民主党)と日本の大島理森衆院議長にそれぞれ親書を送り、日本の対韓輸出規制に対する懸念を伝えた。 国会の韓ミン洙(ハン・ミンス)報道官はこの日の会見で「今週中にも日本が韓国を(輸出手続きでの優遇対象である)ホワイト国から除外する可能性があるため、文議長が訪米・訪日団の出発前に懸念を伝えるメッセージを両国の議長に送った」と明らかにした。 韓氏は「文議長は親書を通じ、今回の問題がホワイト国からの除外という状況まで進めば、事態が手のほどこしようもなく悪化する可能性があるという懸念を表明した」とし、「日本側には追加措置を自制し、早急に外交で問題を解決していくよう促した」と説明した。 米国に対しては、「韓米日の安全保障協力の基本精神が揺らぐ状況に悪化する可能性があるため、同問題にどのように対処するのか熟考し、適切な役割を担ってもらうことを希望する」との立場を伝えた。 与党「共に民主党」の丁世均(チョン・セギュン)前国会議長を団長とする与野党議員8人で構成された訪米団は24日から28日まで米ワシントンを訪問し、日本の輸出規制措置の不当性を説明する超党派の議員外交活動に乗り出す。 韓日議員連盟を中心にした訪日団も31日に日本を訪問し、日本国内の主な知韓派の政治家と面会し、措置の撤回を促す予定だ。
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