8日、金日成主席の追悼大会に出席した金委員長(前列左から6人目)。金委員長から右に4人目の赤丸が与正氏で、金委員長の左右に座る8人が序列9位内とみられる=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
8日、金日成主席の追悼大会に出席した金委員長(前列左から6人目)。金委員長から右に4人目の赤丸が与正氏で、金委員長の左右に座る8人が序列9位内とみられる=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部第1副部長の地位が序列10位内に入ったもようだ。 金日成(キム・イルソン)主席の死去から丸25年を迎えた8日、北朝鮮で追悼大会が行われたが、金委員長を中心とした座席の位置から、与正氏は序列9位にいることが推測される。金委員長の右隣にナンバー2の崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長、左隣に朴奉珠(パク・ボンジュ)党副委員長が座っており、序列の高い順番に右左に座っているとすると与正氏は序列9位となる。 4月に2期目の金正恩体制が発足してから与正氏の地位が高まったことは確認されていたものの、さらなる地位の上昇に注目が集まる。 韓国情報機関の国家情報院(国情院)は与正氏の地位と関連し、先月の中朝首脳会談時の写真から、崔竜海氏や李洙ヨン(リ・スヨン)党副委員長と同じランクにいると説明していた。 与正氏の肩書は党宣伝扇動部第1副部長のままだが、金委員長の血縁としての立場だけでなく、公の政治的な地位も上昇したものとみられる。
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