記者会見する李柱烈氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見する李柱烈氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は18日、金融通貨委員会の定例会合後の記者会見で、韓国の今年の国内総生産(GDP)成長率を2.2%と予測した。4月時点の見通し(2.5%)から0.3ポイント引き下げた。  李氏は「上半期(1~6月)の輸出と投資が当初の予想より振るわず、今後の状況も楽観し難いことを踏まえた」と説明した。成長減速が電撃利下げの背景になったことをうかがわせる発言だ。韓銀の金融通貨委はこの日、政策金利を年1.75%から1.50%に引き下げた。 韓銀が発表した2.2%という成長率予測は、韓国政府が今月初めに提示した見通し(2.4~2.5%)を下回る。 一方、韓銀は今年の消費者物価の上昇率を0.7%と予想した。4月時点では1.1%と見込んだが、需要圧力が予想より弱いことなどを理由に0.4ポイント引き下げた。韓銀の物価安定目標は2%だ。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0