徐虎統一部次官=(聯合ニュース)
徐虎統一部次官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の徐虎(ソ・ホ)統一部次官が16日から18日までの日本訪問中に日本政府の関係者と面会する見通しだ。 統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は15日の定例会見で、徐氏が日本の当局者と会う計画があるかどうかを問う質問に対し、まだ最終確定ではないとしながらも「日本政府関係者との面会(実施)も現在推進している」と明らかにした。 徐氏の訪日の主な目的は、16日に慶応大で開催される「朝鮮半島国際平和フォーラム」で基調講演を行うためだが、日本による輸出規制強化などで韓日の対立が深まる中での外交安保当局高官の訪日となることから注目を集めている。 李報道官は「韓国政府は過去の歴史問題と対北政策に関する韓日間の協力は切り離して対応するという立場を取っている」とし、今回の日本訪問は当初の計画通りに行われると説明した。 また、今回のフォーラムは朝鮮半島の非核化と平和体制をテーマに行われるとして「日本政府の関係者との面会もそのような目的に準じて行われる」と述べた。 このような発言から、日本の外務省や内閣の北朝鮮問題担当者と接触するものとみられる。 このほか、徐氏は訪日中に日本の朝鮮半島問題専門家との会合や在日コリアンとの懇談会を行って韓国政府の対北政策と南北関係の状況を説明し、幅広く意見を聞く予定だ。 
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