合水式の様子=12日、光州(聯合ニュース)
合水式の様子=12日、光州(聯合ニュース)
【光州聯合ニュース】韓国南西部の光州で12日午後、水泳の世界選手権の開会式が開かれた。 世界各国から持ち寄られた水が5・18民主広場の噴水で一つになる「合水式」から開会式は始まった。開会式の会場となった光州女子大ユニバーシアード体育館と5・18民主広場が中継で結ばれ、合水式の様子が会場に映し出された。 大会組織委員会は合水式について「人間の欲望で汚染された死の水が光州の『光』により昇華され、人類の平和と繁栄を祈るというメッセージがこめられている」と説明。「平和の波の中へ」(DIVE INTO PEACE)との大会スローガンにふさわしいスタートとなった。 光州女子大ユニバーシアード体育館でも華麗なパフォーマンスが繰り広げられた。多用な映像と立体効果で水のパノラマを演出した。 開会式と閉会式の総監督を務める尹政燮(ユン・ジョンソプ)韓国総合芸術学校名誉教授は、「開会式の3大キーワードは水泳大会を象徴する水、民主・人権・平和の精神、光州の文化・芸術だ」とし、「世界から集まった水が光州の光と出会い、環境汚染など地球が直面しているさまざまな問題を解決するというメッセージを込めた」と説明した。 大会は28日までの17日間、光州市と全羅南道・麗水一帯で行われ、6競技、76種目で熱戦が繰り広げられる。過去最大規模となる194カ国・地域の2639人の選手がエントリーしている。
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