李首相(資料写真)=(聯合ニュース)
李首相(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国務総理室は10日、李洛淵(イ・ナクヨン)首相が13~21日にバングラデシュとタジキスタン、キルギス、カタールの4カ国を公式訪問すると発表した。 13~15日にバングラデシュを訪問。ハシナ首相と会談し、外交や安全保障、貿易、人的交流などの協力強化について議論する。バングラデシュは韓国を経済発展のモデルとし、韓国との経済協力の拡大を期待している。 15~19日には中央アジアのタジキスタンとキルギスを訪れる。韓国首相が両国を訪問するのは1992年の国交正常化後初めて。両国は文在寅(ムン・ジェイン)政権がロシアや中央アジア諸国などとの経済協力強化を進める「新北方政策」の主要対象国となっている。 最後の訪問国、カタールではタミム首長との会談などに臨む。建設事業などへの韓国企業の参画や現地に進出している韓国企業の支援を要請する見通しだ。韓国企業がカタールで参画を推進している事業は計320億ドル(約3兆4900億円)規模に上る。 総理室は今回の歴訪について、「外交の多角化戦略に基づく(大統領との)ツートップ首脳外交を通じ、新北方(中央アジア)と新南方(西南アジア)外交を拡大し、中東でのバランス外交を実現するとの意味がある」と説明した。
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