トランプ大統領(資料写真)=(ロイター=聯合ニュース)
トランプ大統領(資料写真)=(ロイター=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領は29日午後、ソウル南方の平沢にある在韓米軍の烏山空軍基地から韓国入りした。トランプ氏の来韓は就任後、2回目。2017年11月以来となる。メラニア夫人は同行しなかった。 大阪での主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の日程を終え韓国入りしたトランプ氏は2日間、さまざまなスケジュールをこなす。 まず、この日夜に青瓦台(大統領府)で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と歓談し、親交夕食会を行う。 2日目の30日午前には韓米首脳会談が予定されている。文大統領の就任後、同首脳会談は8回目。前回は4月にワシントンで行われた。 会談は両首脳による会談と拡大会談を兼ねた昼食会の順で行われる。同日午後1時からは共同記者会見が予定されている。 今回の来韓で最も注目されるのはトランプ氏が南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)を訪問することだ。「南北分断の象徴」であるDMZを米大統領が訪問することはそれ自体に象徴性がある。また、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に向け、どのようなメッセージを発信するかも注目される。 トランプ氏は金委員長に「DMZでの再会」を提案しており、米朝会合に加え、文大統領も含めた南北と米国による3カ国会合が実現するか、世界の関心が集まる。
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