金錬鉄統一部長官(右)を表敬訪問したビーガン氏=28日、ソウル(聯合ニュース)
金錬鉄統一部長官(右)を表敬訪問したビーガン氏=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が28日、韓国の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官を表敬訪問し、朝鮮半島情勢や南北関係の懸案などについて意見交換した。 金長官は会談で、米朝首脳による親書の交換により対話再開に向け環境が整い始めていると評価。再び交渉を開始できるよう柔軟で創意的な解決法が必要だとし、「韓米間での生産的な協議を期待している」と強調した。ビーガン氏も韓米両国はすばらしい協力関係にあると応じた。同氏は29日から2日間の日程で訪韓するトランプ大統領に先んじて27日に韓国入り。この日、カウンターパートの李度勲(イ・ドフン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長と会談し、韓米首脳会談で取り上げられる北朝鮮関連の議題を調整したとみられる。 統一部は金長官とビーガン氏の会談について、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着のために今が最も重要な時期という点で一致したと説明した。また緊密な韓米協力を通じ、米朝対話を早急に再開させるなど、非核化進展のために最善の努力を傾けることでも一致したという。
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