記者会見の様子(AWC韓国委員会提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
記者会見の様子(AWC韓国委員会提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】「米日(日米)帝国主義のアジア侵略支配に反対するアジア共同行動」(AWC)をはじめとする韓国の市民団体は26日、日本政府が平和活動家の入国を拒否したとして、日本に謝罪を要求した。

 

 AWC韓国委員会など7団体はこの日、ソウルの日本大使館前で記者会見を開き、「正当な国際連帯と自由な政治活動を弾圧する日本政府を糾弾する」と表明した。

 これらの団体は、日本の労働・市民団体の招きで21日に福岡を訪問したAWC韓国委員会の運営委員が日本当局に入国を拒否され、拘束された後、強制的に出国させられたと主張。「日本当局は10日間の観光日程が具体的でないという理由でこの運営委員の入国を許可しなかった」とし、「バッグなどの所持品検査を行う過程も高圧的だった」と説明した。

 また「これまで日本政府はAWC韓国委員会をはじめ、多数の韓国人活動家の入国を禁止するなど、国際連帯活動を弾圧してきた」として日本政府に公式謝罪を求めた。

 その上で「どのような場合でも政治的活動を理由に自由な出入国、交流を妨害してはならない」とし、「国際法に違反して自由な旅行を妨げた日本政府は即刻謝罪せよ」と訴えた。


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