金錬鉄氏(資料写真)=(聯合ニュース)
金錬鉄氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官は21日、中朝首脳会談を皮切りに相次いで開催される米中、韓米首脳会談に関して「交渉再開に必要な環境を作る重要な過程になると期待する」と述べた。

 金氏はこの日午前、国会議員会館で開かれた与党「共に民主党」内の朝鮮半島経済統一交流特別委員会の懇談会に出席し、中国の習近平国家主席が20~21日の日程で訪朝したことに関し「朝中(中朝)首脳会談は朝米(米朝)間の交渉がヤマ場を迎えるたびに意味のある役割をしてきたため、多くの人が今回の会談の結果に注目している」と述べた。

 また、28~29日に大阪で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)と今月末に予定されているトランプ米大統領の訪韓などに言及し、「政府はこの機会を生かして米国、中国をはじめ周辺国家とさらに深く意思疎通しながら、朝鮮半島非核化・平和プロセスが再び力強く稼働できるよう忍耐心を持って努力する」と強調した。 

 金氏は「北といつでも向き合い、対話する準備ができている」とし、「南北と米の首脳の意志が確固としており、対話を通じてあらゆる努力が一つに集まれば朝米間の非核化交渉は結局再開され、進展するだろう」と述べた。


Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0