討論会に出席した金錬鉄長官=20日、ソウル(聯合ニュース)
討論会に出席した金錬鉄長官=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官は20日、中国の習近平国家主席の訪朝と今月末の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)、トランプ米大統領の訪韓などに言及しながら、「今後の数週間が朝鮮半島問題解決において相当重要な時間になる」との考えを示した。国会議員による研究団体「朝鮮半島経済・文化フォーラム」が国会議員会館で主催した南北共同宣言19周年記念特別討論会で述べた。

 習氏のこの日の訪朝について金氏は、過去4回の中朝首脳会談は非核化プロセスの進展過程で意味のある役割を果たしてきたとし、「今回の5回目の会談も、ハノイ会談(2回目の米朝首脳会談)以降、膠着(こうちゃく)状態にある朝米(米朝)非核化交渉の早期再開に寄与すると期待している」と述べた。

 また「対話のモメンタム(勢い)を生かして南北間、朝米間の対話も早期に再開されなければならない」と強調した。


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