「朝鮮半島平和シンポジウム」が27日にソウルで開催される=(聯合ニュース)
「朝鮮半島平和シンポジウム」が27日にソウルで開催される=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国家基幹ニュース通信社、聯合ニュースと統一部が27日、ロッテホテルソウル(ソウル市中区)で「2019朝鮮半島平和シンポジウム」を共催する。 シンポジウムには世界の主要ニュース通信社の関係者や政府当局者、韓国の著名学者が参加し「共生・共栄の新朝鮮半島体制」をテーマに活発な討論を行う。 金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官の演説から始まり、文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官の特別講演では現在の朝鮮半島の状況を診断し、解決法を提示する。 「世界のメディアが見る朝鮮半島の平和、非核化そして北朝鮮」をテーマにした第1セッションではAP通信、AFP通信、ロイター通信、新華社、共同通信、タス通信の北東アジアおよび朝鮮半島ニュース担当デスクと文特別補佐官が一堂に会し、米朝対話、北朝鮮の非核化などの懸案について意見を述べ、朝鮮半島の平和構築策を議論する予定だ。司会は聯合ニュースの記者が務める。 世界で最も影響力のあるニュース通信社の朝鮮半島ニュース担当者が集まる行事は韓国では初めてとなる。 第2セッションでは「新朝鮮半島体制をどのように実現するか-平和協力・経済協力共同体は実現可能か」をテーマに国内専門家が平和と経済が好循環をなす朝鮮半島の未来を模索する。 世宗研究所の白鶴淳(ペク・ハクスン)所長が司会を務め、韓東大の金峻亨(キム・ジュンヒョン)教授と慶南大極東問題研究所の林乙出(イム・ウルチュル)教授が発表する。 20~21日の習近平・中国国家主席の訪朝、今月末の大阪での主要20カ国・地域(G20)首脳会議や、トランプ米大統領の来韓は米朝対話再開の分岐点になるとみられており、その前後に開かれる今回のシンポジウムは時期的にも意味深いものになる見通しだ。 参加希望者は同シンポジウムのホームページ(https://www.onekorea2019.co.kr)で申請できる。参加費無料。
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