努力すれば成功できるという認識について所得階層別に調べた韓国保健社会研究院の報告書(同院提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
努力すれば成功できるという認識について所得階層別に調べた韓国保健社会研究院の報告書(同院提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】努力すれば社会で成功できるという認識について所得階層により大きな差があることが、韓国保健社会研究院が16日までにまとめた報告書で明らかになった。 同院は2018年6~9月に全国の19歳以上の3873人を対象に面接方式で調査。自身の階層について「下層」と答えた人は16.0%で、「中下層」は36.7%、「中間層」は42.3%、「中上層」は5.0%だった。 「努力すれば社会・経済的地位が上昇する可能性はどの程度か」を尋ねると、「成功する可能性は少ない」が57.6%と半数を超えた。これを所得階層別にみると、「可能性が高い」としたのは下層で24.8%、中下層で34.7%、中間層で43.0%、中上層で65.4%と、所得が高くなるに従い成功の可能性が高いと考えていることが分かった。 自身の子ども世代については45.6%が社会・経済的地位が上がると回答したが、所得階層別では下層は35.2%にとどまった。中下層は47.1%、中間層は46.2%、中上層は63.1%だった。 また、年齢別では、努力すれば成功すると考える割合は20代以下で37.0%、30代で38.9%、40代で41.9%、50代で35.8%、60代以上で37.0%だった。
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