輸出を待つ自動車(資料写真)=(聯合ニュースTV)
輸出を待つ自動車(資料写真)=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は13日、5月の国内の自動車生産が前年同月比4.1%、輸出は同6.1%増加したと発表した。  自動車の生産台数は新車輸出と内需の好調、操業日数増加などにより前年同月比4.1%増の36万6152台と集計された。 特に現代自動車は大型スポーツタイプ多目的車(SUV)「パリセード」や中型セダン「ソナタ」、高級車ブランド・ジェネシスの「G90」など新車発売効果で、前年同月比12.8%増の16万6503台を生産した。 輸出台数は6.1%増の22万6096台。米国・西欧など主要市場での販売が不振だったが、北米を中心に国産SUVとエコカーの販売好調が続いた。 地域別ではアジア、北米、東欧が増加した半面、中南米、欧州連合(EU)、中東では減少した。  国内での販売台数は2.5%減の15万3820台。国産車が0.5%増加した一方、輸入車は17.6%減少した。 国産車は個別消費税の引き下げ延長と新車発売の効果で13万2286台を売り上げた。一方、輸入車はBMW、アウディ、フォルクスワーゲン(VW)など一部メーカーの在庫不足で2万1534台の売り上げにとどまった。 エコカーは国内で37.2%増の1万3844台、海外では15.6%増の1万8490台を販売した。 国内では政府の電気自動車(EV)と水素で走る燃料電池車(FCV)への補助金支給により、電気自動車は72.1%増の4083台、燃料電池車は643.5%増の461台を売り上げた。  自動車部品の輸出は北米とロシアを含む東欧向けが増加したが、中国を含むアジア、中東向けは減少。輸出額は7.5%減の19億5000万ドル(約2110億5000万円)だった。
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