2017年8月18日、金大中氏の死去から8年を迎え、国立ソウル顕忠院で開かれた追悼式であいさつする文大統領(左)と李姫鎬さん=(聯合ニュース)
2017年8月18日、金大中氏の死去から8年を迎え、国立ソウル顕忠院で開かれた追悼式であいさつする文大統領(左)と李姫鎬さん=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の故金大中(キム・デジュン)元大統領の妻、李姫鎬(イ・ヒホ)さんが10日深夜、老衰のため死去したことを受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日未明、自身のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「永眠されることを祈る」と追悼するメッセージを投稿した。

 文大統領は「女性のため一生を過ごした一人の偉人をお見送りした」として、「金大中大統領の配偶者、令夫人である前に韓国の第1世代の女性運動家だ」と称賛。「『夫が大統領になって独裁をすれば、私が先頭に立って打倒する』というほどいつも市民の味方だった」とし、「時代の代表的な民主主義者だった」と振り返った。

 また、「昨年の平壌訪問の際、健康状態が芳しくなかったため、お連れすることができず残念だった」として、「天国でわれわれの平和のため、二人がいつも応援してくれると信じている」とつづった。

 文大統領は北欧3カ国を歴訪中で、16日に帰国する予定だ。

 青瓦台(大統領府)は11日午前、李姫鎬さんの弔問などについて議論する。


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