2月15日、三菱重工業本社を訪れた強制徴用被害者の遺族ら=(聯合ニュース)
2月15日、三菱重工業本社を訪れた強制徴用被害者の遺族ら=(聯合ニュース)
【光州聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)が三菱重工業に、韓国人の強制徴用被害者や朝鮮女子勤労挺身隊員らへの賠償を命じた判決を巡り、原告側が同社を訪れる訪問団を募集していることが9日、分かった。 韓国市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」によると、訪問団は26~28日に東京を訪れ、27日に東京の三菱重工業の株主総会会場の前で賠償判決を履行するよう促す方針だ。プラカードを掲げる活動などを行うという。 ただ、具体的な活動計画は「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」など日本側の団体と議論して決める。 韓国大法院は昨年11月、三菱重工業に賠償を命じる判決を確定させた。同社が判決を履行しておらず、韓国の大田地裁は今年3月、同社の商標権2件と特許権6件を差し押さえた。 韓国側団体の李国彦(イ・グクオン)代表は「株主総会に出席する株主に対し、韓国裁判所の決定を早期に履行するよう訴えるための訪問」と説明した。
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