ポンペオ氏「北朝鮮の短距離ミサイル、おそらく安保理決議違反」
ポンペオ氏「北朝鮮の短距離ミサイル、おそらく安保理決議違反」
マイク・ポンペオ米国務長官が最近の北朝鮮の短距離ミサイル発射実験について「おそらく安保理決議違反だろう」との立場を伝えた。

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 先月初めの北朝鮮による短距離ミサイル発射以降、ポンペオ長官が国連安全保障理事会の決議違反の可能性があると評価したのは初めてだ。

 4日、米国の声(VOA)によると、ポンペオ長官は3日(現地時間)スイスでおこなわれた米国シンクレアTVとのインタビューで「北朝鮮による最近の短距離ミサイル発射実験を国連安保理決議違反と見るか」との質問に、このように答えた。

 その一方で「北朝鮮と関連し、本当に重要なのは私たちが関与してきた(圧迫)キャンペーン」とし、このキャンペーンとは「米国だけでなく全世界が関与し、究極的に私たちが望む結果をもたらすもの」と説明。

 また「トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の関係について話し、私たち全員がこの結果を得るために努力し、(対北)制裁を非常に重要な方式へと移行している」と強調した。

 続けて「こうしたことが、私たちがシンガポールで合意した結果を得られるとの希望を持たせる」と述べた。

 ポンペオ長官の発言は、北朝鮮の短距離ミサイル発射が国連安保理決議違反の可能性があると認めながらも、追加制裁など後続措置はおこなわず、既存の対北制裁を履行すると解釈される。

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