1~3月期の実質GDPは前期比0.4%減の低水準にとどまった(コラージュ)=(聯合ニュース)
1~3月期の実質GDPは前期比0.4%減の低水準にとどまった(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.4%減少した。4月下旬に発表した速報値から0.1ポイント下方修正した。0.4%のマイナス成長は、四半期ベースでは2008年10~12月期(マイナス3.2%)以来の低水準。投資と貿易が振るわなかった。 前年同期比の実質GDPは1.7%増加した。 1~3月期は設備投資が前期比9.1%減少した。建設投資も0.8%減少した。 民間消費は医療などのサービスが減った半面、家電製品をはじめとする耐久財が増え、0.1%増。政府支出は健康保険給付を中心に0.4%増加した。 輸出は半導体と液晶パネルを中心に3.2%減った。輸入は機械・装備と原油・天然ガスなどが減り、3.4%減少した。 産業別の成長率をみると、農林漁業が4.7%、サービス業が0.8%のプラスだった。製造業は08年10~12月期以来の低さとなる3.3%のマイナス。建設業も1.0%のマイナスだった。 一方、国民と企業が国内外で得た所得総額を示す実質国民総所得(GNI)は前期比0.3%、前年同期比0.5%、それぞれ減少した。
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