韓国とASEANの協力摸索　釜山で31日にフォーラム

【釜山聯合ニュース】韓国と東南アジア諸国連合（ASEAN）が平和維持の分野での協力策を模索するフォーラムが31日に釜山商工会議所で開かれる。

クォン・ユル の最新ニュースまとめ

　釜山研究院と釜山商工会議所、聯合ニュースが共催する今回の行事は11月に釜山で「韓・ASEAN特別首脳会議」が開かれることを機に用意された。

　フォーラムでは韓国政府系の対外経済政策研究院の権栗（クォン・ユル）先任研究委員が「文在寅（ムン・ジェイン）政権の新南方政策と釜山の課題」というテーマで、延世大のキム・ヒョンジョン教授が「朝鮮半島平和プロセスとASEANの役割」というテーマでそれぞれ発表する。

　権氏は「北の非核化と北東アジアの経済協力が拡大すれば釜山が北東アジアにおける海洋物流拠点として発展でき、東アジアの人的・物的・文化的交流の拠点としてネットワークを拡大できるだろう」と強調する。

　キム氏は「ASEANプラス」を通じた北朝鮮の国際社会への編入の可能性を探る。

　また釜山研究院は来月11日に韓・ASEAN特別首脳会議国際協力分野フォーラムを開催する。

　韓・ASEAN特別首脳会議は韓国とASEANの対話関係樹立30周年を記念して11月25、26の両日、釜山で開かれる。