文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日午前、災害や戦時など国家の危機状況への対応を点検する「乙支太極演習」に合わせ、青瓦台(大統領府)で国家安全保障会議(NSC)を開いた。

 演習の状況を直接確認し、国を挙げた防衛態勢の重要性を強調する狙いがある。

 同演習は27日から4日間、韓国全国で実施され、官・民・軍から48万人以上が参加する。韓米両軍の合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)の廃止に伴い、韓国政府の「乙支演習」と韓国軍単独の指揮所演習「太極演習」を統合した新たな演習で、今回が初開催となる。

 NSCには李洛淵(イ・ナクヨン)首相や康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官、徐薫(ソ・フン)国家情報院長らが出席した。

 NSCに続き、閣議も開く。各官庁の演習実施状況を点検するとともに、国民の安全保障のため、万全を期すよう指示する見通しだ。


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