田植えに参加した文大統領=24日、慶州(聯合ニュース)
田植えに参加した文大統領=24日、慶州(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は24日、南東部・慶尚北道慶州市の安康邑を訪れ、田植えに参加した。

 安康邑は慶州を代表するコメの主産地。文大統領は朱洛栄(チュ・ナクヨン)慶州市長から同市の農業の現状などについて報告を受けた後、地元住民とともに田植え機を使って苗を植え、農家を激励した。この場では、最近活用が増えている農業用ドローン(小型無人機)や自動運転の田植え機の実演も行われた。

 文大統領は同行した李介昊(イ・ゲホ)農林畜産食品部長官らに「高齢化や労働力不足で苦しんでいる農村の現実を踏まえると、新技術の開発と普及が切実に求められる」と述べ、農業の機械化、先端化に努めるよう促した。


Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0