KCONに参加した韓国企業の関係者と握手する朴長官(右、中小ベンチャー企業部提供)=(聯合ニュース)
KCONに参加した韓国企業の関係者と握手する朴長官(右、中小ベンチャー企業部提供)=(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】韓国中小ベンチャー企業部が千葉・幕張メッセで開催された韓流イベント「KCON 2019 JAPAN」(17~19日)で韓国中小企業の販促を後押しし、日本進出を支援した。同部の朴映宣(パク・ヨンソン)長官も就任後初の海外出張として現地を訪問し、販路開拓について企業から意見を聞いた。 韓国の総合コンテンツ大手、CJ ENM主催のKCONはK―POPや韓流ドラマなどの文化コンテンツと情報技術(IT)、ファンション、ビューティーなどのメーカーの海外進出を連携させたイベントで、韓流の拡散と企業の海外進出を目標とする。中小ベンチャー企業部によると、ここ5年間で443社が参加し、販売額や契約額は計144億ウォン(約13億円)に上る。 今年はビューティー、ファッション、食品などの韓国中小企業50社が参加した。朴長官は17日に展示ブースを視察し、受注状況や日本の消費者の反応を確認した。同部によるとこの日は300件以上の商談が成立し、商談額は402億ウォン、契約推進額は109億ウォンに上ったという。 朴長官は「韓流コンテンツと中小企業ブランドを強化し、海外進出の機会拡大に努める」と話した。
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