4月の韓米首脳会談で握手を交わす文大統領(左)とトランプ大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
4月の韓米首脳会談で握手を交わす文大統領(左)とトランプ大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の関係者は16日、トランプ米大統領が来月28~29日に大阪で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議への出席に合わせて韓国を訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と8回目となる首脳会談を行うことについて、「両首脳の関係がどれほど緊密なのかを見てほしい」と記者団に述べた。文政権の2年間に韓米首脳が7回会談し、21回の電話会談を行ったことを挙げ、「いつにも増して韓米の連携が堅固に維持されていることが、回数からも分かる」と語った。

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 この関係者は、トランプ大統領の訪韓期間について「今の段階で話せることはない」とし、会談がG20首脳会議の前なのか後なのかに関しても、G20のころだと述べるにとどめた。また、訪韓の形式に対しても「外国首脳の訪韓は国賓、公式、実務訪問に分かれるが、どの形式にするのか両国が協議中だ」とのみ答えた。

 韓米首脳会談の具体的な議題に関しては、「基本的には朝鮮半島の完全な非核化に向けた議論があるはずだ。韓米が持つさまざまな情報も共有するだろう」と述べた。

 会談の議題について、青瓦台は「朝鮮半島の完全な非核化を通じた恒久的な平和体制の構築協議」、米ホワイトハウスは「最終的かつ完全に検証された北朝鮮の非核化(FFVD)実現に向けた取り組みの調整」と説明した。同関係者は表現が異なる理由について、両国の協議を通じ、大きな筋道から外れない形で発表したとし、「その国の事情によって表現が違うと理解してほしい」と述べた。

 一方、韓米首脳会談の開催前に文大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)による4回目の南北首脳会談が開かれる可能性に対しては、「今は朝鮮半島を巡りさまざまな事案が生じており、さまざまな議論が行われている。具体的に公表できることがあるときにお伝えする」と答えた。


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