スト突入予告時間の約2時間前に交渉を妥結させ、手を取り合うソウル市内バスの労使=15日、ソウル(聯合ニュース)
スト突入予告時間の約2時間前に交渉を妥結させ、手を取り合うソウル市内バスの労使=15日、ソウル(聯合ニュース)
◇バス労使交渉妥結 一部地域除きスト回避 全国主要都市のバス労組は労働時間の上限を週52時間に短縮する制度の導入に関連し、賃金保証などを求めて15日始発からストライキを予告していたが、ソウル、京畿道など7自治体で労使交渉が妥結したことによりストは回避され、全国的な混乱は起きなかった。ただ南東部・蔚山のバス労組のみがストに突入しており、国土交通部は貸し切りバスや公務員の通勤バスなどを緊急投入して市民の不便を最小化するため対応している。 ◇韓国の上位500企業 38社が入れ替わり 企業情報サイトのCEOスコアによると、昨年の売上高上位500社のうち38社が入れ替わった。上位10社ではサムスン電子が圧倒的首位を守り、2位以下は現代自動車、ポスコ、LG電子、韓国電力公社、起亜自動車、ハンファ、SKハイニックス、GSカルテックス、現代モービスの順だった。このうちポスコとLG電子の順位が前年と入れ替わり、SKハイニックスとGSカルテックスが新たにランクインした。◇ビッグバン元メンバーの逮捕認めず 地裁「争いの余地」 韓国人気グループBIGBANG(ビッグバン)元メンバーのイ・スンヒョン(引退前の芸名V.I)さん(28)の売春あっせんや横領の疑惑について、ソウル中央地裁は14日、イさんに対する逮捕状請求を棄却した。地裁は「主要嫌疑の横領について争いの余地があり、他の嫌疑についても証拠隠滅など拘束の理由を認めがたい」と説明した。◇タクシー運転手が焼身自殺 相乗りサービスに抗議か ソウルの都心でタクシー運転手が焼身自殺を図ったことが分かった。警察と消防当局によると、この運転手は15日午前3時20分ごろ、ソウル市庁前広場付近の歩道で自分の体に火をつけ、病院に運ばれたが死亡した。タクシーの車体には「カープール」と呼ばれる自家用車の相乗りサービスに反対するスローガンが書かれており、抗議のため自殺したものと推定される。◇大韓航空創業家の遺産相続 今後の株価が左右  大韓航空を中核とする財閥、韓進グループを率いてきた創業家出身の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)氏の死去により経営権継承作業が進められる中、長男の趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進グループ会長ら創業家が株式を相続するために支払う相続税の規模に注目が集まっている。現在のところ約2000億ウォン(約184億円)を超えるとされるが、今後の株価の推移にも左右される見通しだ。遺族は相続する株式を維持しながら、株式を担保に融資を受けたり、保有する不動産を売却して配当を拡大したりする方法を選ぶとみられている。
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